うつ病の症状について

今回はうつ病の症状についてご紹介します。

うつ病の診断基準としてよく用いられるものにDSM-5というものがありますが、

そこに挙げられている症状は下記のようなものです。

1.抑うつ気分(悲しみや空虚感、絶望感)

2.興味や喜びを感じない

3.体重の著しい増減、食欲不振や過食

4.不眠または過眠

5.動作が鈍くなる。焦燥感や不安感

6.疲労感や無気力

7.自責感

8.思考力や集中力、決断力の低下

9.希死念慮

このうち、1もしくは2を含む5項目が一定期間以上続いているとうつ病と診断されます。

私は、うつ病と診断されたときには9項目すべてに該当していました。

この中で最も深刻なのは9の希死念慮です。

これは、死ぬことばかりを思考してしまうというものです。

残念ながらいまでもわが国では万単位の方が自ら命を絶ってしまっていますが、

その多くがうつ病をはじめとする精神疾患によるものだと言われています。

言い換えれば、うつ病は「死に至る病」なのです。

このようにうつ病はれっきとした病気であり、上記の項目はその「症状」なのです。

決して心の弱さや甘えなどではありません。

命に係わる深刻な病と認識して対応することが必要です。

一人でも多くの方が、うつ病について正しく認識されることを望みます。

今回はこんなところで。

うつ病について知りたいことがあれば、コメントいただければ幸いです。

また、現在、カウンセリングの無料モニターを募集しております。

ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。

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