うつ病のサイン・ケチな飲み屋

前回まで、うつ病の症状についてご紹介してきました。

今回は、同僚や部下など身近な人から発せられる、

うつ病が疑われるサインについてご紹介したいと思います。

うつ病の特徴の一つに、「病識が低い」ということがあります。

どういうことかというと、本人がうつ病に気づかず、

病気であるという認識がないことが多いということです。

そのため、周りの人が早めに気づいてあげることが重要なのです。

職場で現れるうつ病のサインをまとめたものに、「ケチな飲み屋」という言葉があります。

これは、下記のような状態の頭文字を取ったものです。

「け」…欠勤が増える

「ち」…遅刻や早退が増える

「な」…泣き言(「もうダメです」など)を言う

「の」…能率が下がる

「み」…ミスが増える

「や」…「辞めたい」と言う

「み」は、「身だしなみがおろそかになる」でもいいかもしれません。

これらの状態が現れたら、

本人がうつ病になっていたり、なりかかっている可能性があります。

「ケチな飲み屋」に気づいたら、

ゆっくり時間を取って本人の話を聴いてあげるといいでしょう。

そして、必要に応じて

カウンセリングやメンタルクリニックの受診を勧めてあげるのもいいと思います。

職場のメンタルヘルスを守るため、

身近に「ケチな飲み屋」がないか、注意してみてください。

今回はこの辺にいたします。

ご意見、ご質問をお待ちしております。

また、ただいまカウンセリングの無料モニターを募集しております。

ご興味のある方はお問い合わせください。

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